建学の精神

建学の精神礼節勤労

 学校法人宮崎学園の建学の精神は「礼節・勤労」です。時代がどのように変わろうとも、この建学の精神は、人としての根幹であり、創設以来継承しています。

 「礼節」の精神では、自他の人間性を尊重し、自らを律し、他者の立場に立って物事を考えることを、さらに「勤労」の精神では、心身を労して全てのことに積極的に努力することをめざしています。

 本学園で学んだ方々が、日々の生活の中では、明るくあいさつをする、感謝の念を持つ、他者を思いやる、与えられた仕事に真摯に取り組む等、「礼節・勤労」の精神を実践することを通して、自己の人間性を高める努力をしていかれることを切に願っています。

礼節

 礼節の基本は、自他の人間性を尊重することにあります。礼節とは、人が互いを思いやり、自分を大切にするとともに他者を重んずる精神の現れであるといえます。また、複雑な現代社会において、民族・宗教・国家の違いを超えてお互いを認め合う必要性があることから、平和で幸福な社会を築くための基本となる精神であるといえます。

勤労

 勤労とは、心身を労して勤めに励むことであり、何事においても意を尽くし、力を尽くして努力することです。人類が今日まで築いてきた秩序ある社会と文化は、勤労のたまものであり、勤労なくして社会の繁栄と発展は存在しえないのです。勤労とは、困難を克服し、仕事を愛し成し遂げていく精神の現れであり、新しい文化を創造し、人類の繁栄を築いていくことの根本条件であるといえます。