中高一貫教育校 宮崎学園中学校・高等学校

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令和8年度入学式 校長式辞

2026.04.10

中学・高校トピックス 校長室便り

寒暖の差がようやく落ち着きを見せはじめ、雨の中にも、中央公園の木々の緑が輝きをます、このよき日に、本校同窓会 みどり会会長 村上様、PTA会長 福澤様、副会長 木脇様、松田様をはじめ、学校法人宮崎学園から山下理事長、姉妹校である宮崎国際大学からロイド副学長をお迎えし、令和8年度 宮崎学園中学校・高等学校の入学式を挙行できますことを心から感謝申し上げます。

まずは、入学する生徒の皆さん、ご入学おめでとう。保護者の皆様におかれましては、お子様のご入学を心からお喜び申し上げます。

新入生の皆さん。現在、日本や世界は、大きな変革期を迎えています。新しい時代へ向かう前兆だとも考えられます。教育においても、以前からの教育改革に加え、AI技術の急速な発展や ICT機器の普及などは、これまでの教育の在り方を大きく変化させています。

今後、日本や世界がどのように変化しようとも、その時代を生き抜き、時代を創っていく主体となるのは、君たち自身であることは間違いありません。

宮崎学園中学校・高等学校においては、次の時代を創り上げていく人材に必要とされる資質や能力を育成する学びが、既に進められているところです。

タブレット端末などのICT機器を用いて、生徒一人ひとりの学習状況に合わせて「個別に進めていく学び」や、予測が難しく、不確実な社会を生き抜いていくために必要とされる力を育成する「探究的な学び」です。

特に「探究的な学び」は、他者が示した課題や問いについて考えるのではなく、自らの疑問や発想から、課題や問いを見出し、自ら解決へ向けて、計画的に学びを深めていくことが求められています。

さらには、その過程では、様々な人々に向き合う力、多様な人々と協働する力などを身に付けていくことも期待されています。

他者と向き合ったり、協働したりする学びにおいて大切なことは「多様な価値観」に触れることです。多様な人々と対話することです。多様な人々とは、生徒同士とは限りません。年齢の異なる人々、文化の異なる諸外国の方々など、自分とは異なる考え方や価値観をもつ他者と対話することです。たとえ、他者と意見は異なっていても、考えを受け入れ、互いの価値観を認めながら、議論を深めていくことができる。このことが重要な力となっていきます。

これは、まさに、本校の建学の精神である「礼節・勤労」に通じています。「礼節」は、人とのかかわりあいの中で、互いに思いやり、自他を尊重すること。「勤労」は、何事においても意を尽くし、力を尽くして、努力することに通じています。本校の建学の精神「礼節・勤労」そのものが、これからの時代を生き抜くための一つの指針となっているのです。

新入生のみなさん。いよいよ今日から、宮崎学園中学校・高等学校での生活が始まります。期待と不安が入り混じっていることでしょう。しかし、恐れることはありません。一歩踏み出すことが大切なのです。やりたいことをやりましょう。やれそうもないことを、一歩踏み出してやってみましょう。多様な人々と出会いましょう。他者と自分を比べる必要はありません。自分の考えを深く厚く積み上げる学びをしましょう。自分を飾る必要はありません。学びの質を充実させましょう。部活動や学校行事に燃えましょう。そして、心と身体を鍛えましょう。

宮崎学園中学校・高等学校は、そして、ここにいる先生方は、君たちに、しっかりとした道標を示してくれます。 また、君たちの夢や進路実現にむけて支援を惜しむことなく、寄り添ってくれます。安心して中学校生活、高校生活を送って欲しいと思います。

保護者の皆様。これから3年間または6年間、本校でお子様を、お預かりするわけですが、創立87年目を迎える本校のよき伝統、よき校風を継承しながらも、これからの時代を支え、リードしていく人材となるよう、学習の充実はもとより、生徒一人ひとりの進路実現へ向けて、教職員一丸となり取り組んでいく所存でございます。

結びに、本日、お足元の悪い中、ご列席いただきました来賓の方々、保護者の皆様に改めまして、感謝いたしますとともに、本校教育活動に対しまして、変わらぬご理解とご支援を賜わりますようお願い申し上げ、式辞といたします。

令和8年4月10日  学校法人 宮崎学園  宮崎学園中学校・高等学校                 校長 押 方  修