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令和8年度 第1学期終業式 校長挨拶
2026.07.24
中学・高校トピックス 校長室便り生徒、教職員の皆さん、おはようございます。 第1学期の終業の日となりました。 今日の話は、始業の日に話した内容と少し重なるところがありますが、今年、入学してきた中学1年生、高校1年生には、初めて話す内容なので、2、3年生の皆さんは復習の意味で聞いてください。
4月の始業式の挨拶の中で、今、宮崎県の教育が大きく変わろうとしています。 その中心となっている学校の一つが、私たちの学校、宮崎学園中学校・高等学校といっても過言ではありませんという話をしました。
そして、宮崎学園全体が、これまでの歴史の上に、さらに次のステージへ向うためには、ここにいる生徒ひとり一人の力が必要であること、具体的には、日々の生活の中で、学習でも部活動でも自分の「学びの質」を高めていくことが大切であることを話しました。
さらには、生徒の皆さんには、学校が変わる瞬間、宮崎の教育が変わっていく瞬間の一員であることを強く意識して欲しいと思っていますし、誇りあるミヤガク生として、言い換えれば「ミヤガクプライド」、「ミヤガクマインド」をもって、令和8年度を過ごして欲しいと思います。
このような話をしました。中学1年生、そして高校1年生には、いち早く、ミヤガク生の誇り「ミヤガクプライド」、ミヤガク生の心「ミヤガクマインド」を身に付けて生活して欲しいと思っています。
さて、どうすれば「ミヤガクプライド」「ミヤガクマインド」を、自分の力で育てることができるのでしょう。2年生、3年生はどうのように考えますか? このようなことを考えていたら、だいぶ前に聞いた話を思い出しました。 その内容を皆さんに伝えて、今日の挨拶としたいと思います。
俳優の一人に「高嶋政伸」とう男性の方がいます。 この方のご両親とも有名な俳優です。 その高嶋政伸さんが、高校生の時、将来、俳優を目指したいということを、ご両親に宣言(相談)した時の話です。 その時の政伸さんとお母様のやり取りです。
「政伸が俳優を目指すことは分かりました。」 「それでは、政伸はこれから俳優になるために何をしていきますか?」とお母様に問われ、政伸さんは「学校の勉強もちゃんとするし、俳優になるための勉強もします。」と答えました。
するとお母様は「はい、分かりました。」といい、つづけて「それでは、一つだけお願いがあります。」 「何ですか」と政伸さんが聞き返すと、お母様は政伸さんに対して、「これからは、トイレでも紳士でいなさい。」と告げました。 政伸さんは「どういうことですか?」と尋ねると、お母様は、次のような話をされたそうです。
「トイレは、個室です。 自分以外、誰もいません。 当然、誰も自分の事を見ている人もいません。 そういう状況だから、自分の素(本当の自分や本心)が一番表現される、試される場所でもあります。 誰もいない、誰も見ていない、その様な時に、紳士として振る舞いができ、紳士としての考え方を身に付けて欲しいからです。」と、このような話をされたそうです。
この話は、とても興味深かったので、私なりに解釈してみました。 「トイレでも紳士でいなさい。」とは、どういうことでしょう。
まず「紳士」、英語ではジェントルマンですが、女性は「淑女」といいますね。 「紳士、淑女」というと、礼儀やマナー、節度を大切にし、教養や品格ある男性や女性を意味する言葉です。まさにミヤガクの建学の精神「礼節・勤労」に通じるところがありますね。
このことから考えるとトイレには大きな意味はなく、お母様は政伸さんに求めていたのは「人として、礼儀やマナー、節度を大切にし、教養や品格のある人間になりなさい。 特に、自分以外、誰もいなくても、誰も見ていなくても、そのような考え方や振る舞いができる人間になりなさい。」ということではないかと考えたところです。
「トイレでも紳士でいなさい。」 皆さんは、どのように考えますか。 「自分以外、誰もいなくても、誰も見ていなくても、礼儀やマナー、節度を大切にする考え方や行動ができる。」 このことは、これから、夏休みを過ごす中で、私たちの「ミヤガクプライド」や「ミヤガクマインド」を、自分の力で育てていくためのヒントやきっかけになるのではないでしょうか。
最後に皆さんに、お知らせとお礼があります。
先日、中学校のオープンスクールがありましたが、昨年度より50名以上多い、児童の皆さんが参加してくれました。 保護者も含めると1000名以上の方が、ここ記念ホールでの説明を聞いてくれました。 中学生のボランティアの皆さんもありがとうございました。
また、明日から始まる高校のオープンスクールでは昨年度より100名以上多い、1400名近い生徒が参加予定ですし、保護者を含めると2600名以上の方が来校されます。 ここにいる高校生の皆さんにも明日からのオープンスクールを手伝ってもらいます。 ありがとう。
このように、たくさんの小学生や中学生、保護者の方々が、ミヤガクへ関心や期待を寄せていただいます。 これも在籍する中学生、高校生の皆さんが、学校内だけでなく学校外でもミヤガク生のプライドを、マインドをもって、活躍している姿があるからだと思っています。