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令和8年度 第1学期 始業式あいさつ
2026.04.08
校長室便り令和8年4月8日
生徒、教職員の皆さん。おはようございます。令和8年度がスタートしました。 生徒の皆さんは、春休みどのように過ごしましたか? まずは、進級おめでとう。いよいよ新たなステージのはじまりです。
新たなステージと言えば、3月の終業式の際、生徒の皆さんにお願いしたことがありました。
宮崎の教育が大きく変化をしている真っただ中にいるのは、ここにいる生徒の皆さん自身であること、そして、宮崎学園中学校・高等学校がその中心的な存在であること、さらには、宮崎学園が次のステージに向かっていることなどを話しました。
また、自分の考えたことに勇気をもって挑戦して欲しい、「確かな勇気」をもつためには「自分自身との約束を守る」ということをお願いしたところです。
さて、宮崎学園が次のステージに向かうために必要なことがあります。 ここにいる生徒の皆さん、そして教職員も含めて、全員の力が必要だということです。 そして、次のステージに向かうために取り組むことは、新しい何かをするというより、生徒の皆さんの「心の中にある変革」を必要とするものです。 それは、ひと言で言えば「学びの質」を変える、「学びの質」を変えていく、「学びの質」を変えようとする。 このことが、ミヤガク全体を次のステージへ向かわせる、一段階、高いところへ押し上げる為に大切なことであると考えています。
具体的には、今、学校が準備している一日の日課において、それぞれの活動や授業の質を高めていくということです。 一日の日課の中には、登校して黙想が始まり、読書が始まり、授業、清掃、ミヤガクタイムや自学自習があり、部活動があります。 その一つ一つの活動の中には、君たちを大きく成長させてくれる、気づかせてくれる学びのチャンス(切っ掛け)がたくさん含まれています。
黙想で言えば、これまで何も考えずに黙想に臨んでいた人もいるでしょう。ただ、ボーとして目を閉じていた人がいるでしょう。 無心になり、静かな呼吸をして心と神経のバランスを整えた人もいるでしょう、一日の日程や目標を心の中で唱えた人もいるでしょう、どのような黙想をするか、黙想という活動での学び、その質を高めるのも、君たち一人ひとりに委ねられているのです。
読書はどうでしょう。 読書も同じことが言えそうです。 ただ単に、字面だけを追い時間を過ごした人、文学を読み情景を想像し、登場人物の心模様を想像していく人、新書や評論を読み、自分の今や将来と結び付けて考える人など、読書における学び、その質を高めるにはどのようにしていけばよいのでしょう。 これまた、一人ひとりに委ねられていますね。
また、授業は、学校での学びの中心になりますが、その学びの質を高めていくことは、当然必要なことです。 特に先生方が出張等で自習になったときの「自考・自学」の学びについては、とくに質を高めて欲しいと思っています。
例えば、こんな経験はありませんか。 集中して自分で計画した学習をしたいときに、周囲でおしゃべりしていて、集中力を乱される。 おしゃべりしている生徒たちは、自分が他者の学びを妨害しているとは、考えていません。 授業も自学自習も学びにおいては同じ意味を持ちます。 学んでいる人の集中力を欠いたり、考えている人の思考を邪魔したりは、決して、してはならない行為なのです。 ミヤガクの生徒たちは、学ぶ集団として、特に自学自習における学びの質を、これまで以上に高めて欲しいと思っています。
いくつか例を上げましたが、これらは、清掃やミヤガクタイム、部活動、学校行事などでも同様のことがいえます。 もしかすると、家での生活も同じことが言えるかもしれません。
学校では、生徒がすべて同じ形で同じ姿勢で活動している場面があります。 今、話した黙想、読書、演習や自習、清掃などがそれにあたります。 しかし、心の中での「考え」や「学び」には大きな差が出ています。 このことを意識して、自分自身の「学びの質」を高めて欲しいと思います。
そして、生徒の皆さんが、活動するすべての場面で、君たち一人ひとりに準備された何かがあります。 成長するためのチャンスがあります。 自分の「学びの質」を上げることで、そこにある自分に準備されたチャンスをつかみ取って欲しいと考えます。
「学びの質」をあげる話をしてきましたが、まずは、宮崎学園が次のステージへ向うためには、中心となる君たち一人ひとりの力が大きいこと、そして具体的には、日々の生活の中で、「学びの質」を上げていくこと、このことが大切であることをお願いしました。
明後日には、中学校。高等学校を合わせて497名の生徒が入学してきます。 その後輩へ君たち一人ひとりが次のステージに向かっている姿を見て欲しいと思いまし、ここにいる皆さんには、学校が変わる瞬間、宮崎の教育が変わっていく瞬間の一員であることを強く意識して、ミヤガク生として誇りをもって、言い換えれば「ミヤガク プライド」、ミヤガク生としての心を胸に、言い換えれば「ミヤガク マインド」をもって、令和8年度を過ごして欲しいと思います。
お互いに頑張りましょう!