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令和8年度大学入学共通テスト 壮行会激励あいさつ
2026.01.19
校長室便り 皆さん、おはようございます。1月17日土曜日から始まる大学入学共通テストに向けて、激励の挨拶をします。が、激励というより、考え方に近い話になると思います。
一つは、「自分より大きなもの」という話、一つは「木を切る時間」という話です。
まずは、「自分より大きなもの」の話です。いきなりですが、
Play for Something bigger than yourself.
この言葉は、去年、アメリカの大リーグのチームのロスアンゼルス・ドジャースがMLBで2連覇を果たしました。そのチームの監督であるロバーツ監督がインタビューを受けた際に、次のような質問がありました。 「チームや選手のコントロールはどのようにしているか?」という質問です。この言葉は、その時に答えた内容です。
Play for Something bigger than yourself.
直訳すると「自分より大きな何かのためにプレイしなさい」となるのでしょう。 ロバーツ監督は、常々、選手にこのように語りかけるそうです。私は、この話を聞いたときに、すごく意味深い言葉だと思いました。皆さんはどうですか? それでは、少し言い換えてみましょう。
Learn(Study)for Something bigger than yourself.
「自分より大きな何かのために学びなさい」となるでしょうか。 「自分より大きな何か」とは、いったい何なんでしょう? 私も「自分より大きな何か」とはと自問自答したところです。生徒の皆さんのほとんどは、自分のために学習に取り組んでいることでしょう。 受験生である3年生であれば当然のことだと考えます。 しかし、このような価値観をもって、学ぶことも大切なことではないかと考えています。
次に「木を切る時間」の話です。
If I had six hours to chop down a tree, I’d spend the first four hours sharpening the axe.
「the axe」とは、木を切る斧のことです。 この言葉は、第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーン(1809~1865年)の言葉です。
If I had six hours to chop down a tree, I’d spend the first four hours sharpening the axe.
直訳すると「もし木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう」となります。 斧を磨ぐのに4時間費やした後、その後の2時間で木を切り倒すということになります。この言葉は、様々な比喩に使われます。受験生にとっては、様々な視点で捉えることのできる内容だと思っています。
一つの視点は、例えば、勉強や試験に臨む際に、与えられたものの量や時間を大局的に捉えて、その分量や時間を自分にとって最適な形で分配して学習を進める、または試験に臨むということになるのでしょう。
もう一つの視点は、目の前にある物事を解決したり、判断したりする際に、すぐに取り掛かるのではなく、しっかり準備して取り組む、また時間のぎりぎりまで入念に考えて判断するといったことでしょうか。
いずれにしても、物事に臨むときには、準備が大切であるということ、与えられた時間ぎりぎりまで思考めぐらすことの大切さを伝えた言葉だと解しているところです。
それでは最後に、君たちへの色紙にも書いた言葉で終わりたいと思います。
Magic happens when we work hard for something bigger than ourselves.
「自分たちよりも大きな何かのために頑張るとき、魔法が起こる。」
おわります。 頑張りましょう! (That’s all. Let’s hard work!)