校長室便り
令和6年度 校長室便り④
- 2024年06月12日
- 校長室便り
令和6年度 高校総体 壮行会 あいさつ
生徒の皆さん、こんにちは。
令和6年度の県高校総体と野球部の地区大会に向けての激励を行いたいと思います。高校総体は、ひとつの区切りの大会となります。3学年の運動部活生にとっては、最後になる大会となる生徒も多いでしょう。もちろん、その後の国民スポーツ大会や選抜大会等まで頑張る生徒もいるかもしれません。
まずは、自分がやっている競技の自分自身の最後の大会、その舞台に立つこと自体、重要な意味があると思っています。一つの考え方ですが、特に3年生においては、運動部活動を、最後までやり続けた人のみが、その舞台に立てるからです。当たり前のことですが。それは、選手だけとは限りません。チームや選手をサポートするマネージャでもあります。もしかすると、補助員として支える立場の生徒もいるかも知れません。「最後までやり続ける。」このことを達成することは、そんなに容易いことではありません。
これまでの活動を振り返ってみてください。その過程では、喜びも多くあったでしょう。それと同じくらい、悩みも多かったのではないでしょうか。自分の技術の未熟さ、思うように記録が伸びないジレンマ、練習試合をすれば満足する結果が出ない状況、仲間同士でぶつかり苛立ったこと、そして勉強と部活動の両立など、これまで、部活動をしながら、さまざまな事柄が自分の心の中に繰り返し起こってきたことでしょう。
しかし、それらを自分自身またはチームの力で乗り越えて、続けてきたからこそ、最後の大会に参加でき、最後の舞台に立つことができます。君たちに、心から拍手を送りたいと思います。
一方では、今回、大会に参加しない生徒の中には、何らかの事情で運動部を辞めることになったり、文化部に変わったりした生徒もいることでしょう。もし、今、続けている何かがあれば、是非、最後までやり続けて欲しいと思いますし、また、まだ続けられる何かが見つかっていない人は、今後、在学中でも、卒業後でもかまいません。続けられる何かを見つけて、是非、そのことをやり遂げて欲しいと思います。
さて、大会に参加する選手、生徒の皆さん。自分自身のこれまでの努力や、様々な壁を乗り越えてきたことに、自信をもってください。自分自身が、これまで多くの人々に支えられ、最後の舞台に立てることに感謝の念を忘れないでください。
そして、どの競技でも、どの会場でも、宮崎学園高等学校の代表として、「強く 明るく 優しく」最高のパフォーマンスを発揮して、ひとり一人が輝きを放つ星となって活躍して欲しいと思います。
終わりに、皆さんを応援する歌を紹介して、激励とします。
♪ 負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと
駄目になりそうなとき それが一番大事
負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと
涙見せてもいいよ それを忘れなければ ♪ 以上で、終わります。健闘祈ります。
令和6年5月21日(火)