校長室便り
校長室便り「令和元年度1学期終了」
- 2019年07月31日
- 校長室便り
令和と元号が変わり、早くも1学期が終わりました。
全国で悲惨な事故や事件が起こる中、本校においては、大きな事故もなく1学期を終えることができることに感謝したい。
終業式の校長挨拶の中で、生徒たちには、それぞれ、この4か月を振り返ることが大切であることを伝えました。
4月の始業式で、宮崎学園で学ぶ者として、
建学の精神である「礼節」「勤労」
そして、校歌の一節にある
・高めよう 学への思い → しっかりと学力を伸ばすこと
・養おう 心の大樹 → 豊かな人間性を育てること
・広めよう 友垣われら → 生涯の友との友情を育むこと
を常に念頭に置くべきものとして挙げました。
そして、自分の生き方、進むべき道を見つけ、その目標に邁進しながら自分の成長を目指して、何事にも積極的に挑戦してほしいと告げました。
この校長の願いを再度確認し、終業式の場で、1学期、何かをやり切ったか、達成感はあるか、何か成長したと実感できるか、と問いかけました。さらに、充実感を実感できないのならば、その原因を考えるよう求めました。
最後に、秋田高校の第28代校長鈴木健次郎先生が、儀式の際の校長あいさつでよく生徒に問いかけていた言葉である、「汝、何のためにそこに在りや」を引用させていただき、宮崎学園の生徒はみんな、
・自分を成長させるためにこのミヤガクにいること、
・自分を甘やかすためにミヤガクに通ってきているのではないこと
・もっと自分と自分の人生を大切にしてほしいこと
を訴えました。
「自分を大切に思う人間にしか、他人を大切にすることはできない」という言葉もあります。生徒たちが、夏季休業中、時にはリラックスしながら、若者らしく、大切な自分を成長させるために何かに打ち込み、努力すること、有意義な夏を過ごし、元気な姿で、そして少し成長して、2学期始業式を迎えることを願いたい。